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■お稽古サロンシェ・ミキとは?
「お稽古に打ち込む楽しさを伝えたい」という思いから姉妹で活動
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スタッフ(以下ス):阪本さんは姉妹お二人でたくさんのお稽古歴、そのお互いの経験を
生かしてお教室を立ち上げたそうですね。
阪本(以下阪):はい! 20代から、興味が向くままにスクールに通っていた姉妹です。(笑)
お料理・お菓子・フラワーアレンジ・テーブルコーディネイト、カラーコーディネイト・
ラッピング・宝石鑑定(GG)・チーズ、紅茶・コーヒー・利酒・ビアテイスター、ブリッジなどなど……。
そのうち「お稽古に打ち込む楽しさを伝えたい」という思いが一致し、
お稽古サロンとして活動することになったんです。
教室は複合サロンですので、自分たち自身が講師としてレッスンを行うスタイルにこだわらず、
外部講師を招いての単発アラカルトレッスンも、企画&運営しています。
そしてプライベート感を大切に、「少人数制」で「生徒様目線」を忘れずに、
ゆっくりレッスンに打ち込んでいただける環境作りを心がけています。
ス:具体的には、どのようなレッスンを?
阪:姉はタイの伝統工芸であるカービング、私はヨーロッパの絵付け・
ポーセリンペインティングを教えることからスタートしました。
当初は必要最小限の機能的家具しか置いていなかった教室スペースでしたが、
何かもっと温かみが欲しい!とインテリアを考えている時にふと気付いたのが、
以前目にしたことがあった『インテリア茶箱』だったんです。
ス:これなら!と思われたんですね。
阪:はい。急ぎ旗の台のレッスンを受講し、2つの茶箱を完成させました。
お教室での注目度も高く、当時お稽古サロンを立ち上げたばかりでしたが、
茶箱に興味を持って下さる方は多かったです。
主人にも、姉夫婦や両親にも、そして生徒様にも誉められ……気を良くして
インストラクターコースに入門しました。(笑)
そして今はChez Mikiレッスンには、インテリア茶箱のレッスンは欠かせない存在になっています。
他にもシェ・ミキでは、フルーツアート(フルーツカッティング手法)や、
単発でカルトナージュレッスンなどを行っています。
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■初めて茶箱制作される方のために「茶箱Talking」を実施!
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ス:シェ・ミキでは、茶箱Talkingという独自のイベントを行っていると伺ったんですが、
これはどういうものなんでしょう?
阪:はい、これは初めて茶箱制作される方に向けてのオリエンテーションのようなものです。
Webで見るのと、実際のお部屋の中で実物を目にして頂くのとでは、
サイズ・質感・イメージなどがまた違って感じられると思うんです。
その茶箱のサイズや色合いなどのイメージ作りのお手伝いや、お持ち込み生地による
茶箱制作のためのご相談会のような場となっております。
茶箱制作は、何よりも生地やタッセル選びが楽しい部分ですから、何となく作るのはもったいない!
より具体的なイメージを作りながら、準備を進めて頂くことは、
決して回り道にはならない!と思い、ご希望に応じて茶箱Talkingを開催しています。
皆さまからのご質問も、茶箱Talking参加「前」と「後」では、明らかに質問の的確さが
違っているのを感じます。 また参加者の方が「聞いておいて良かったです♪」「これから茶箱を作るということに、
特別な思いを感じることができて楽しみです。」とコメント頂けるのが嬉しいですね♪
ス:ほかにもオリジナルキットも作られているとか?
阪:はい。シェ・ミキでは、生地とタッセル・ロープなどをコーディネイトした
オリジナルキット(10種類以上)をご用意してます。
扱いやすい生地で、構図やタッセルの色合いなど、試作したものの中から
素敵に見えるパターンを選んでいます。
また、タッセル作家さんとコラボして、シェ・ミキのオリジナルキットにピッタリの
オーダータッセルと組み合わせた、スペシャルなキットも企画中です!
キットのパターンは、その時々により変わり、茶箱Talkingなどでお伝えしています。
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■今後の活動色々!軽井沢でのイベントも!
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ス:お稽古サロンChez Mikiとして、お教室(渋谷・代々木公園)以外の場所でも、
活動されているそうですね。
阪:はい。カービング作品やフルーツアートレッスン、インテリア茶箱の受注販売などで。
昨年は銀座マリアアマリアさんの9周年イベントをお手伝いさせて頂き、
その後、茶箱は常設販売扱いとなりました。
ス:軽井沢・追分でのイベントがあるとも伺いました。
阪:そうなんです。今年の3月より、軽井沢の旧軽のテニスコート通りにあるブティック
「ティアラ&ママン」さんの方で、パティオ(中庭)に、Chez Mikiコーナーを作って下さいました。
茶箱を始め、カービングや、インテリアボード、他、
Chez Mikiの作品をディスプレイ&販売して下さっています。
追分の鐵音茶房さんは、とても美味しい和定食のお店なんですが、
さらに軽井沢ストーブを始め、アイアンや木材などの素材にこだわったお洒落な
インテリア空間が広がっているんです!
こちらには観光シーズン中(4月~11月)、和の茶箱を置かせて頂いています。
少しずつ方向性の見えてきた教室運営ですが、せっかく姉妹で活動しているのですから、
二人の五感をフルに活用して、生徒様目線、お客様目線を忘れずに、けれど時には
自分たち目線の茶箱作りも楽しみながらチャレンジしていきたいと思っております!!
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