インテリア茶箱クラブ 認定インストラクターPick Up!
Vol.39「Atelier CUBE」(広島)主宰 KANAEさん
KANAE プロフィール
- 2015年12月 インテリア茶箱インストラクター取得
- 恵泉フラワースクール ディプロマ取得
- 日本ヴォーグ社 フレンチデコ ディプロマ取得
- アロマフレグランスストーン(AFS) ディプロマ取得
- カルトナージュ・ビジャー香代子先生に師事 Ateliercartonnageサティフィカコース修了
習い事の経験すべてがインテリア茶箱に生かせると思いました
インテリア茶箱クラブスタッフ(以下「ス」):KANAEさんは広島でご活動をされておりますが、インテリア茶箱はどのような形でお知りになったのですか?
KANAEさん(以下「K」):はい。20代の頃にインテリア雑誌で、着物や帯を使って茶箱やクッションやテーブルセンター にしたオリエンタルなお部屋を見ました。異文化への深い造詣と審美眼にかなった洗練されたスタイルにとてもインパクトを受けました。自分が当時若かったこともあり、好みはまったくの別テイストでしたが、その印象を忘れることができませんでした。それから後になりますが東京の最新お稽古情報としてカルトナージュが紹介されていました。すぐにインターネットで習えるところを探しましたが、まだ先生をされている方が全国に少数で広島では見つからず他県にまで習いに行く勇気はもてず、結局その時はなくなくあきらめました。
ス:そうなんですね。やはり他県に行かれるのはなかなか難しいのですか?
K:はい、広島の方はご存じだと思いますが、広島は交通の便が悪く、大阪や東京に行くのにかなり時間がかかります。また私自身器用な性格ではないので、一度にいろんなことを習っても技術習得がついていかないと思い、一つづつ自分が納得してから次に進もうと決めていました。雑誌で茶箱を見かけた頃は自分で作れるとは想像していませんでしたが、美しいものへの憧れは何十年たっても心から消えませんでした。茶道やお着物を仕立てることから学んだ日本人の美意識。実用的にカスタマイズできるカルトナージュ。すべての経験がインテリア茶箱の作品づくり生かせれるという魅力に確信を持つことができたので最後はインテリア茶箱に行こうと決めていました。
険しい道のりだからこそ、卒業後は自信を持てると実感
ス:インストラクタークラスに進むきっかけなどを教えていただけますか?
K:祖母や叔母が茶道教室をしていたので子供の頃からたまに習っていましたが若い頃はずっと和のお稽古事を続けていました。10年以上習って一段落つくことができたので、まずはカルトナージュから習いはじめました。カルトナージュの資格終了後にインテリア茶箱のイントスクラスに入る予定でしたが、ある時日本ヴォーグ社主催のフレンチデココース一期生募集が大阪心斎橋校であると知り、フレンチデコを習ってからインテリア茶箱に入ろうと決めました。
ス:インストラクタークラスに入ってみて如何でしたか?
K:覚悟して入ったものの想像以上にかなりハードな道のりでした。自分が理想とするレベルと現実との違いに、すごく自分が嫌になったこともありました。でもその険しい道のりがあったからこそ、卒業後は自信を持って人に教えてあげることができるのだと実感しています。それに大阪校インストラクター講師の宮田先生に、繰り返しご指導していただいた言葉が、一人になって今ようやく心に響いてきています。ああ先生はこのことを伝えたかったんだなぁーと、改めて感謝する毎日です。
インテリア茶箱の魅力をどんどん発信していきたい
ス:KANAEさんのお教室の特徴などを教えていただけますか?
K:今回ご紹介しているのはオーダーやプレゼントした茶箱、私が実際に使っている茶箱になります。エレガント・カジュアル・クラッシック・モダン…とお部屋のスタイルはみな様々です。ご自分のお部屋にぴったりのインテリア茶箱づくりを楽しんでいただけるようオーダーメイドスタイルをモットーに細やかな提案をさせていただきたいと思っています。インテリア茶箱の他にカルトナージュやランプシェードレッスンも行っていますので、トータルコーディネートされた美しいお部屋づくりについても制作が可能です。アトリエキューブでは、心地よく美しく住まうためのインテリアづくりのお手伝いをさせていただきたいと思っています。
ス:なるほど、今後の目標などはございますか?
K:地元のクラフト仲間との交流も多く、茶箱ではないのですがアロマストーンやカルトナージュなどのイベントを開催してみんなで楽しく活動しています。インテリア茶箱は広島ではまだあまり認知されておらず、よく他のクラフトと混同されることがあります。ですので、茶箱本来のすばらしい機能性と、「収納して・座って・飾れる」実用的で美しいインテリア茶箱の魅力を これからはどんどん発信していきたいと思っています。体験レッスンも行っていますので、まずは茶箱の実物をご覧いただくことができます。ぜひ気軽にご参加いただければと思っています。
ス:今後のご活躍を楽しみにしております!
今後広島でどんどんインテリア茶箱の魅力を広めたいと仰るKANAEさん。レッスンやオーダーなどのお問い合わせはこちらから→atelier.cube.cube@gmail.com
KANAEさんの作品です!
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